2021年3月には大手キャリア各社から「ahamo」「povo」「LINEMO」などのオンライン専用プランが導入されました。それまではスマホ関連の手続きは各キャリアのショップで行うのが一般的でしたが、これらのプランの導入により、キャリアの店舗に行く必要がなくなりました。
今後もオンラインサービスはますます普及しそうです。 スマホの手続きといえば、プランやキャリアの変更だけでなく、機種変更もできます。
オンラインで新しいiPhoneを購入し、自分で機種変更をするという方法もあります。
この記事では、Iphonejp.comがiPhoneの機種変更を安心して行えるように、やるべきことを紹介します。
1.機種 変更 iPhone時にやるべきこと
機種変更をする際には、新しいiPhoneの設定や、古いiPhoneから必要なデータをすべて移行する必要があります。
自分で機種変更する場合は、クイックスタート機能を使うことをおすすめします。初期設定と同時にデータの移行もでき、手順も簡単です。
この機能は2019年7月22日にリリースされたiOS12.4以降で利用できるので、現在使用しているiPhoneであれば問題なく使えるはずです。
クイックスタートを使わない場合は、iCloudやiTunesを使ってデータを移行できます。古いiPhoneで作成したバックアップを新しいiPhoneに復元するので、iCloudの空き容量が足りなかったり、手元にパソコンがなくてiTunesが使えなかったりと、状況や環境に依存する部分もあります。
最初はクイックスタートで移行できないものが多かったのですが、今では改良が加えられ、とても使いやすくなりました。まるで中身を丸ごとコピーしているような感じで、似ているので機種変更した気がしない人もいるかもしれません。
特別な理由がない限りは、クイックスタートを使うのがベストです。
また、データ移行だけでは不十分な設定もあります。基本的に、アプリ内で認証が必要なアプリは再認証が必要になる可能性が高いです。
ゲームアプリのデータはiPhone本体には保存されていないため、アカウントの移行が必要になります。
これらは古いiPhoneが手元にないと対処が難しいため、頻繁に使用していなくても一度アプリを開いて確認することをお勧めします。
機種変更が完了したら、古いスマートフォンに関連する契約やデータの確認と対処も忘れずに行うことが重要です。
2. クイックスタートを使用して初期設定とデータ移行を行う:
iPhoneのアップグレード時に必要な作業のほとんどは、クイックスタートを使用すると簡単に完了できます。
2.1 クイックスタートの使用方法
クイックスタートは、現在使用しているiPhoneをソースとして、新しいiPhoneを宛先として使用できます。コンピューターなどの他のデバイスを用意する必要がないため、非常に簡単に行うことができます。
データの移行には時間がかかる場合があります。移行中はどちらのiPhoneも使えなくなりますので、しばらく使えなくても不便がないタイミングで行うのがベストです。
2.2 SIMカードはいつ交換すればいいですか?
機種変更をすると、新しいiPhoneと通信するためにSIMカードを交換する必要があります。いつ交換すればいいのか疑問に思うかもしれませんが、クイックスタート中のデータ移行はBluetoothを使って行われます。この間は通常のデータ通信にSIMカードを使用する必要がないので、クイックスタートの前でも後でもSIMカードを交換するタイミングは関係ありません。
3. クイックスタート以外のデータ移行方法
基本的に、データ移行は簡単にできるクイックスタート方式がおすすめです。ただし、この方法では移行前のiPhoneと移行後のiPhoneの両方が手元にある必要があります。
iPhoneが故障して新しいiPhoneを購入しなければならない場合は、バックアップからデータを復元する必要があります。もちろん、古いiPhoneをバックアップしていることが前提なので、何か問題が起きた場合に備えて、定期的にデータをバックアップしておくことが大切です。
3.1 iCloudを使ってiPhoneからデータを移行する
iCloudはiPhoneのデータを安全に保管するクラウドサービスです。iCloudを使ってiPhoneのデータをすべてバックアップし、新しいiPhoneに復元することで、データを移行することができます。
iCloudは5GBまで無料で利用でき、月額料金を支払うことでストレージを追加することができます。バックアップデータが5GBを超える場合は、ストレージを追加する必要があります。
バックアップは設定画面から簡単に行うことができます。
最新のバックアップをその場で取るだけでなく、毎日のバックアップを取ることもできます。同じ画面から簡単に設定できるので、故障などでデータが失われる前に機能をオンにしておくことをお勧めします。
3.2 iTunesを使ってiPhoneからデータを移行する
パソコンをお持ちの方は、iTunesを使ってデータを移行することもできます。手順自体は簡単ですが、パソコンに接続する必要があるため、頻繁にデータをバックアップするのは難しいかもしれません。
iPhoneのデータは毎日更新されている可能性が高いので、クイックスタートやiCloudを利用できる場合は、それらを使用してデータを移行すると良いでしょう。
4. 補償サービスの契約と解約
見落としがちなのが、補償サービスの手続きです。キャリアショップで新しいiPhoneを購入した場合はスタッフから案内を受けることができますが、自分で機種変更した場合は、これらの手続きが必要であることに気づかず、忘れてしまうことも珍しくありません。
新しい端末の契約だけでなく、古い端末の補償が不要になった場合は、解約を忘れないようにする必要があります。
iPhoneの補償サービスといえば、AppleCare+が有名です。メーカー公式のサービスであり、カスタマーサービスや修理品質の面で最も信頼できます。
しかし、一方で利用料金が高いのが難点です。
円安の影響で価格が高騰し、使いにくくなっています。
しかし、補償サービスの選択肢が増えてきました。
例えば、モバイル保険は月額700円で利用できる保険サービスです。
同時に3台まで補償でき、iPhone以外の幅広いモバイル通信機器に利用できるため、非常にコスパの良い選択肢となっています。
5. 古いiPhoneのデータを消去する
新しいiPhoneを見るだけでなく、いずれは古いiPhoneも見る必要があります。
iPhoneにはさまざまな個人情報が詰まっています。例えば、主なものをいくつか挙げると、連絡先、メールアプリ、インターネット閲覧履歴、ApplePayの支払い情報などがあります。
クラウドサービスなど、iPhoneに直接データが保存されていなくても、ログイン情報が保存されていれば、内容を簡単に確認できます。
そのため、iPhoneを売却・処分する場合は、初期化してデータを完全に削除しましょう。残しておいても管理が行き届かない可能性が高いので、不要なデータやアプリは削除しておくのがおすすめです。
まとめ
機種変更の際にはやらなければいけないことがたくさんありそうに思えますが、クイックスタートを使えばほとんどの作業が簡単に完了します。個別に移行が必要な主要なアプリを紹介しましたが、ゲームアプリなどアカウントで管理されているアプリはアカウントを再登録することで基本的に今まで通り使えるようになるので、設定を進めていきましょう。
機種変更の際の手順や移行、設定がわからない場合は、こうしたサポートサービスを利用すると効果的です。例えば、iCrackedというお店では、iPhone修理のプロがあなたに代わって操作し、説明してくれます。全国に店舗があるので、近くに店舗があれば利用するといいでしょう。